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VS CodeのAgent Modeを自動化【GitHub Copilot活用】

はじめに#

GitHub CopilotをVS Codeで使っていてボタンポチポチが面倒に感じたことはありませんか??

Agent Modeと言いつつコマンドを実行する度に求められる許可、一定以上繰り返した後に求められる”**Continue”**ボタン、押す回数を減らしたくないですか??

コマンドの自動承認#

mkdircd やらを大仰に許可するのは何とも間抜けな気分になります。 VS Codeには自動的に許可する機能があります!

情報

この機能を有効にすると、基本的なファイル操作コマンドが自動的に承認されるため、開発効率が大幅に向上します。

手順1: VS Codeの設定画面を開く#

以下のいずれかの方法で設定画面を開きます:

コマンドの場合:

  • Windows / Linux: Ctrl + ,
  • macOS: Cmd + ,

GUIの場合 [共通]: ⚙マーク(歯車アイコン)をクリック

Copilot Permissions Popup

設定(settings)を選択します。

Copilot Permissions Popup

この画面が出てきたら大丈夫です。

Auto Approval Setting Screenshot

手順2: Auto Approveをtrueに変更#

検索欄に chat auto approve と入力します。

VS Code Settings Screenshot

Chat > Tools: Auto Approve のチェック欄を選択します。

Max Request Configuration

注意

この操作はリスクがあること・試験的な機能であり、動作が変更される可能性もあります。

セッションの自動継続#

あまりに長く続くのも嫌ですが、Agent Modeと言いながら、数分毎に止まっていないか確認するのも馬鹿馬鹿しいです。

VS CodeのCopilotのセッションごとの最大リクエスト数を増やす、つまり長く実行してもらうための方法です。

推奨設定

デフォルト値の15から50程度に増やすことで、より長時間の連続作業が可能になります。

手順1: VS Codeの設定画面を開く#

手順は前節の「コマンドの自動承認 - 手順1」と同様です。

手順2: Max Request の数値を変更#

Chat max request と検索すると見つかります。

私の場合はデフォルトが 15 でした。この値が大きくなればなるほど、継続してコーディングしてくれるようになります。私は 50 に変更しました。

Max Request Setting Result

注意

この値が大きければ大きいほど継続的に開発してくれますが、Copilotのリクエスト制限を突破しやすくなるなどのデメリットもあるので、注意してください。

さいごに#

VS CodeのCopilotは Cursorなどと比べて設定の自由度が低いですが、色々変更できる箇所もあります。これからも VS Codeを愛用していく予定です。だから有料プラン割引して

VS CodeのAgent Modeを自動化【GitHub Copilot活用】
https://naonao-na.com/posts/vscode-copilot-make-auto/
作者
[object Object]
公開日
2025-06-11
ライセンス
CC BY-NC-SA 4.0