はじめに
先日、Cursorの学割に登録しました。インストール方法を調べたところ、Mac向けの記事がほとんどだったため Windows 版の手順 をまとめておきます。
学割登録の方法を知りたい方は、以下のページを参考にしてください。
Cursor 学生向けプランの申し込み方法
インストール手順
Windows版 Cursor のインストール方法を以下に示します。
1. インストーラーを入手
公式サイトの 「Download for Windows」 ボタンからインストーラーをダウンロードします。
Cursor 公式サイト
補足
Windows 以外 (Mac など) のダウンロードが表示される場合は 「All Downloads」 から Windows (Arm もしくは x64) を選択してください。
CPU が x64 か Arm かを確認する方法
ほとんどの Windows PC は x64 ですが、不安な方は以下の記事で確認方法をチェックできます。
Windows で CPU アーキテクチャを確認する方法
2. インストーラーを実行
利用規約に同意しないと先へ進めません。必要と分かっていても毎度要らないと思ってしまいます
エディターのインストール先を指定します。特にこだわりがなければ デフォルト を推奨します。
次に スタートメニューへの登録 を行います。こちらもデフォルトで問題ありません。
オプションが表示されますが、PATH への追加 以外は不要です (過激派)
あとはウィザードに従ってクリックしていくだけです。以下の画面が表示されれば完了です。
3. 初期設定
初回起動時に各種設定が走ります。以下の例では拡張機能のインストール画面が表示されています。
NOTEVS Code に Copilot 拡張機能が入っていると、Cursor 側にも自動で入ります。不要な場合は無効化してください。
テーマやキーバインドは好みで選択できます。迷ったらデフォルトで OK です。
設定画面の最後に データ共有 に関するオプションが表示されます。デフォルトで共有が有効&ここではオフにできないのが厄介です。切りたい方は次節を参照してください。
データ共有をオフにする
WARNINGデフォルトでデータ共有が有効になっているため、プライバシーを重視する場合は必ず設定を変更してください。
デフォルトでデータ共有が有効なのは気になるところ。右上の ⚙️ (設定アイコン) → Privacy Mode を Enable にするとオフになります。
TIPPrivacy Mode を有効にすると、コードの自動送信が無効になります。必要に応じて手動で AI 機能を使用できます。
Cursor で Hello World
NOTECursor を初めて使用する場合、Python 環境の設定が必要になる場合があります。
こういった記事は Hello World で締めるのが定番なので、ここでは Python で試してみます。
- 右下のチャット欄に以下のプロンプトを入力
Make Hello World with python
- スクリプト生成後は毎回確認ダイアログが出るので、自動実行に切り替えると便利です。
CAUTION自動実行を有効にすると、AI が生成したコードが確認なしで実行されます。重要なプロジェクトでは慎重に使用してください。
警告も丁寧に表示されます。大きな変更が加えられる可能性があるため、ブランチを切る など対策をおすすめします。
IMPORTANTバージョン管理システム(Git)を使用している場合は、必ず作業ブランチを作成してから AI 生成コードをテストしてください。
最終的にターミナルへ Hello World が出力されれば成功です。
VS Code の Copilot より動作がスムーズで少し感動しました。
まとめ
LLM がコードを書いてくれるなんて、なんと楽な時代でしょう (by 若造)。
使えるものは使い、LLM ができないことを磨いていきたい ですね。